偶然の模様を楽しむポーリングアートをやってみよう

9月2日のワークショップでは、不思議な模様のアート作品を作りました!

ポーリングアートといって、何色かの絵の具をキャンバスの上に流して、偶然にできる模様や色の重なり合いを楽しみます。

好きな色のアクリル絵の具を4色選んで、それぞれをメディウムという接着剤と混ぜます。

まずはベースになる色をキャンバスの上に空け、全面に行き渡らせます。

次は、残りの3色を同じ器に入れ、これもキャンバスの上に空けます。

混ぜないように注意‼

ちょっと勇気がいりますね^^

これも全体に流れるよう、キャンバスを色んな方向に動かします。

すると……

不思議な模様ができました‼

メディウムを混ぜているので、色同士が混ざって濁ることがないんです!

複雑な模様や色合いは、いつまでも眺めていたくなりますね✦

絵を描けなくても誰でも作って楽しめるのもうれしいアートですね♪ ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

テンペラ画を描いてみよう

8月19日は、テンペラ画のワークショップを行いました。

講師は石膏デッサンに続き、岡谷美術会会員の花岡克行さんです。

テンペラとは、ルネサンス期まで行われていた絵画の技法で、卵の黄身を使います。

絵の具は顔料(鉱物や土などで作られたさまざまな色の粉)を接着剤と混ぜて作られます。

油を接着剤とする油絵の具が出てくるまでは、卵やにかわ(ゼラチン)を接着剤とするテンペラが主流でした。

今回はパウル・クレーの絵を参考にしたり、自分の好きな題材で描きました。

まずは厚紙にジェッソという塗料を塗り、下地を作ります。

下地が乾いたら鉛筆で下描きをします。

いよいよ色を塗る前に、卵の黄身と白身を分けます。

卵の黄身だけだと濃すぎるので、水を混ぜて薄めます。

これを顔料(これは科学的に合成された現代の顔料です)と混ぜ、塗っていきます。

卵の黄身で絵が黄色くならないの?と思いますが、意外となりません^^

大和絵をイメージされて制作中です。きれいな緑色ですね!

一見わかりませんが、少しだけ黄色みは出るようです。

油絵の具よりも顔料の発色がよく、明るい色合いになるそうですよ!

完成しました!

水彩画に似た、明るく優しい色合いですね。 ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

勾玉を作ろう

ただいま、美術考古館では特別企画展「天王垣外遺跡の勾玉・管玉~東京国立博物館から115年ぶりの里帰り~」を開催中です!

それにちなみ、実際に勾玉を作ってみるワークショップを行いました!

今回材料として使うのは、滑石という、柔らかく削りやすい石です。

実際に出土した弥生時代の勾玉とは違う材質ですが、名前の通り滑らかでとってもきれいな石なんです✨ 今回のものは薄いピンク色で、参加者の方にも好評でした。

ちなみに展示されている勾玉は碧玉というもっと硬い石で、全体に緑色をしています。

作り方は、まず石に鉛筆で薄く勾玉の形を下描きします。

それを目安に、砥石にこすりつけてひたすら削っていきます。

柔らかい石といっても、なかなか時間がかかります…

角ばっている所にも丸みを付けます。

全体の形が決まったら、粗いヤスリ、続いてもう少し目の細かいヤスリで磨き、最後に水を付け、一番細かいヤスリで磨いて削り痕を消していきます。

表面が滑らかになったら布でさらに磨いて光沢を出します。

きれいな勾玉ができました!

人によって少しずつ形が違うのでおもしろいですね。

実は、出土した勾玉も色々な形があるんですよ! ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

「石膏像」をデッサンしてみよう

今年も人気の石膏像デッサンのワークショップを行いました!

学校の美術室でよく見かけた石膏像ですが、これを正確に描くことは、上手な絵を描く練習になるのだそうです。

美術大学の入学試験でもよく課題に出されるそうですよ!

なかなか根気がいりそうですね…

講師は、岡谷美術会会員の花岡克行さんにお願いしました!

上手に描くコツは、石膏像と、それを描く紙の中心をそろえることなんだそうです。

石膏像の中心が紙の中心に来るようにするんですね!

それから、恐る恐る描いていくことが大事なんだそうですよ(笑)

最初から自信をもってガシガシ描くと、後からの修正が難しくなるからです。

参加してくださった皆さんは、3回だけのシリーズにかかわらず、なんと2作品を完成させていました‼

修行のように根気のいるデッサンをこなす皆さんを見ていると、本当に絵を描くことが好きなんだなあ…と思いました。 ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

ペーパークイリングで作る輪切りレモン🍋

7月7日はカルチャーセンターで行われたママreフレッシュ講座で、

出張ワークショップをしてきました✤

ペーパークイリングで夏らしいレモンを作ります。

まずは黄色の紙をクルクル丸めていきます。

丸め終わったらそれをドロップの形にしていきます。

皆さん息をするのも忘れてしまうほど集中して作られていました。

ドロップを7つ作ったら、輪切りのレモンの形になるようにくっつけていきます。

仕上げに白い紙で周りを巻いていきます。

レモンの皮を表現するために最後は黄色で巻きます。

皆さん上手にレモンを作ることができました✨ 同じように作っていても少しずつ形が違っていて、それもまた面白かったです!

神田さおりさんのパフォーマンスを見て来ました!

当館で7月15日からスタートする特別企画展の踊絵師神田さおりさん。彼女のパフォーマンスが伊勢で行われ、一足先に当館スタッフがそのライブパフォーマンスを観て来ました!!

今回はシンガーソングライターのツダユキコさんとのコラボレーションです。ツダさんの音楽に合わせて神田さんがキャンバスに絵を描いていきます。どんな作品が出来上がるのかスタッフもワクワクしながら見ていました。

ダイナミックかつ繊細にキャンバスに絵が描かれていきます。会場全体が神田さんのパフォーマンスとツダさんの音楽に吸い込まれていきます。

最後は全員で心地良い音を声に出して、会場が1つになりました。

神田さんの作品も完成です!

神田さんのパフォーマンスは7月29日午後2時から美術考古館でも行われます!

皆さんもぜひ、この貴重なライブパフォーマンスを見にいらしてください✨ スタッフ一同、お待ちしております!!

土と炭で「縄文」を描いてみよう

5月20日と27日は、土と炭で「縄文」を描くワークショップを開催しました✤ 前館長に講師をお願いしました!とても人気の講座です。

まずは、それぞれ描きたい展示品をスケッチします。

皆さん、思い思いに「縄文」を描いていきます。

次に下地を塗ったベニヤパネルにスケッチした下絵を写します。

下絵を写したら色を付けていきます。黄土色の中国黄土、赤色の信楽赤土、黒色の木炭粉、白色の水性ペンキ、この4色を基にいろいろな色を作って塗っていきます。

この基本の4色を混ぜることでたくさんの色を作ることができるんですよ!

仕上げに前館長が用意してくださったパステルカラーで色味を足します。

皆さん素敵に「縄文」を描くことができました✤

土や炭だけで描いてみるのも絵具を使って描くのとはまた違った楽しさがあります♪ ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

縄文クッキー かぼちゃ味が入荷しました✤

大好評の縄文クッキーに新しくかぼちゃ味が登場しました!

かぼちゃの優しい甘みを楽しめる、見た目もかわいい黄色のクッキーです!

売り切れ必至のため、この機会にぜひ味わってみてはいかがでしょうか? 大人気くるみ&みそ味も発売継続中です!

まゆの花をつくろう

4月22日は、本物の繭を使って花の飾りを作りました✤

こちらは繭を色々な色に染めたキットです。何だかこのままでもかわいいですね✤

まずは繭をもんで柔らかくします。

見た目のわりに硬くて丈夫なんですね~

繭の表面は何層もの層になっているので、針の先で少しめくり、一枚ずつはがしていきます。

繭によっては、とてもたくさん枚数を取れるものもありますよ!

小さくなってしまったカケラも、捨てずに花の芯に使います。

きれいにはがれると何だかうれしいですね^^

全部はがしたら、小さいものから順に針金(茎になります)に刺していき、最後に緑のがくを刺します。

花の形は自由に変えられるので、バラのように花びらを広げても、チューリップみたいな形にしてもいいですね。

あえて一輪に違う色の花びらを混ぜてもきれいでした!

繭の花のキットは、美術考古館で1袋200円(2~3個作れます)で発売中です!

説明書付きなので、ご興味のある方はぜひ作ってみてはいかがでしょうか?

縄文クッキー 大好評発売中✨

ミュージアムショップに新しいグッズが仲間入りしました!

岡谷市内の海戸遺跡から出土した顔面把手付深鉢形土器、そのほか人気の縄文モチーフ計4点がセットになったクッキーです。

味はくるみ&味噌とメープルの2種類(各500円)です。

製造は、市内の農業グループ、岡谷豆部さんにお願いしました。

くるみ&味噌に使われている味噌は、同じく市内のこうじ専門店、若宮糀屋さんの味噌です。

どちらも甘さ控えめで、素材の味をしっかり味わえます!

甘いものが苦手な方にもおすすめです。 岡谷らしさがぎゅっと詰まったお土産として、プレゼントにもいかがでしょうか?