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新収蔵作品をお披露目しました

このたび、少し遅れましたが、平成30年と令和元年にご寄贈いただいた中から、選りすぐりの作品をお披露目いたしました!

作品は、岡谷市にお住まいの、和泉清さんの鋳金作品、向山伊保江さんの七宝造形作品です。

ともに、当館のコレクションの中では、作品が少ない分野のため、いずれも当館からお願いし、寄贈していただきました!

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和泉さんは鋳金の巨匠 和泉湧清の長男です。

湧清とその次男湧三さんの作品はすでに収蔵していましたが、そこに清さんの作品が加わり、親子3人の鋳金作品がそろいました。

鋳金とは、型に金属を流し込んで作る技法です。

金属を使った工芸には、ほかに金属板を変形させる鍛金や、金属に模様を彫り込む彫金がありますが、鋳金はそれらと比べて多くの工程があるため、技術をすべて身につけるためには時間がかかることもあってか、作家さんがとても少ないのだそうです。

向山伊保江さんは、七宝の技法を使って平面のオブジェを制作していらっしゃいます。

七宝というと、アクセサリーや花器など、小さな工芸品を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、向山さんの作品は、立体的な絵のような、色とりどりの華やかなものです。

七宝もいろいろな工程があるのですが、向山さんのように、それをすべて手掛ける作家さんはなかなかいないのだそうです。

お二人とも、当館での作品収蔵は初めてとなります。(七宝作品の収蔵も初です!)

1月に開催する「新収蔵作品展」では、お二人の作品を含め、近年新しく収蔵したいろいろな作品を展示します!

お楽しみに✤