「作家・作品紹介」第 5 回 春をいろどる花の絵画展②

おはようございます!皆さま、今日も一日いかがお過ごしでしょうか?

早速、「春をいろどる花の絵画展」の前回からの続きをご案内させて頂きますね!

 

と、その前に、今回の展示の担当者学芸員KTさんにお話を伺ってみました!

職員U: 最近のはまっているおやつは何ですか?

職員KT:「さやえんどうのお菓子」です。

職員U:なるほど。お気に入りのポイントは?

職員KT:「食物繊維がとれている気がするからですね」

職員U:な、なるほどですね!では、ここ最近のお家での過ごし方は?

職員KT:「一進一退の衣替えです!」

まだまだ寒暖差のあるこの季節、なかなか衣替えの線引きが難しいですからね”(-“”-)”

 

それから、今回の展示作品は、展示期間(3月5日~5月10日)にあわせて、厳冬の終わりと春の訪れを感じる花々の作品を選んだそうです!また、作品の対象は、古来より日本で親しまれてきた桜、梅、椿、ラナンキュラス(なんと岡谷でも生産されているそうです!)など生活の中で身近に咲く花が多いそうですよ!!それでは、目録番号2番~10番まで、ご覧ください。作品をクリックすると画像が大きく見られます☆

 

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2. 野村千春《わびすけ》 制作年不詳、油彩、F6

 

 

 

「侘助」は千利休のお付き「侘助」が利休のためにこの椿を育て、茶席によく用いられていたことから名付けられたそうです。野村千春の素朴な作風から茶の湯の「わび・さび」を感じるような作品です。

 

 

 

 

 

3. 今井章雄《白椿》1950年、油彩、P15

 

 

椿は室町時代から茶席によく用いられたことから「茶花の女王」という異名をもちます。今井章雄の作品にはまさに「茶花の女王」と呼ぶにふさわしい、凛とした気品のある椿の姿が表現されています。

 

 

 

 

4. 田中隆夫《椿と枯花》1974年、油彩、F40

 

 

5. 織田昇《五色椿》1998年、油彩、F25

 

6. 織田昇《散る椿》1998年、油彩、F50

 

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7. 織田昇《大糸桜》1996年、油彩、F60

 

 桜を愛で、お花見を好む日本人の心は先祖代々受け継がれたものです。桜の代表ソメイヨシノのほかにも、桜は日本国内だけでも固有種を含め600以上もの品種が確認されており、「糸桜」はシダレザクラの異名です。

 

8. 織田昇《枝垂桜》2004年、油彩、F80

 

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9. 野村千春《見上げた桜》1991年、油彩、F30

 

10. 野村千春《梅》1981年、油彩、F20」

 

梅は春に先駆けて厳寒に負けず咲き誇る様子から、気高さや長寿を表すものと考えられていました。詩歌には梅は奈良時代に、平安時代には桜の方が多く詠まれ2.います。《見上げた桜》とは一転、《梅》は素朴ながらも品のある作品です。

 

 

 

 

 

次回は、目録番号11番から22番までのすべてを掲載いたします!ぜひお楽しみにしてください♬